NHKの朝ドラを長い間見続けています。
現在は「らんまん」が放映されています。
NHKの力の入れ方が凄いのか、ほとんどの朝ドラが面白いです。
ですが、制作費を多く投入したとしても期待通りの作品になるとは限らないと思います。
詳しくは分かりませんが、お金をかければ、良い役者さんを集めたり、制作環境(思いつくのはセットやロケ先でしょうか)を良くすることは出来ると思います。
ですが、脚本だけはお金をかけようが、良い物が生まれてくるとは限らないでしょう。
しかし、私が見ている限りの朝ドラは、脚本が良い。
朝ドラという枠で、違う作品が作られる訳で、過去の作品と同じような物を作ることは出来ないはず。
注目度も高く、制約も多い中で、脚本が良く考えられている作品が多いです。
本当に感心を致します。
今回の「らんまん」も安心して観られる上に、話が進むにつれて、物語に引き付けられます。
世界観の細やかさでしょうか。
植物のこともとってつけたような説明ではないですし、ずっと物語の背景として存在し続ける物でしょう。
その存在の大きさが、あきられないようにあり続けていると観ていて感じます。