新聞記事によるとマイナンバーカードについて不安が広がっているようですね。
2023.5.29の世論調査で不安を感じている人は70.0%に上ったそうです。
ここ最近でマイナンバーの問題が続きました。(公金受け取り口座のひも付けの誤りや、コンビニの証明書交付サービスの誤交付)
年齢層が上がるほどマイナンバーカードへの不安が上がるようです。
デジタルという高年齢の方には理解しづらい物がより不安を掻き立てるのでしょうか。
また、自分の貯金額が多ければ、政府には関与されたくないのかも知れません。
デジタル一元化が進んでいる国が北欧のエストニアだそうです。
住民登録、税金、医療、教育など、ほとんどの行政手続きをオンラインで完了できるそうです。
人口が133万人だそうで、人口が少なかったのもデジタルを進められた大きな要因となっています。
さてデジタル化が遅れている日本という国ですが、進めて行かなければ世界の国々に後れを取ってしまうでしょう。
様々なことで停滞が見られているのがこの日本です。
デジタル化は一つの突破口になりうると思えています。
在ってはならないことなのですが、システムの導入時はトラブルが起こる確率が高くなります。
開発者が想定しない、ユーザーのオペレーションが発生するからです。(たいていはそこから不具合につながります)
問題が発生したら、そこを修正することで完成度が高くなっていくのですが、それをユーザーは許さないし、問題が政府の信頼性にも関わってくるからなおさら失敗する訳には行きません。
システムが浸透しなくなる。(デジタル化が進まなくなる)
これは日本国民が自分で自分の首を絞めているような物です。
ですが、現在のところマイナンバーカードを使用するメリットってあんまり感じられないのが実状です。
作成時にマイナポイントがもらえたことくらいでしょうか。
そのマイナポイントも使ったらなくなってしまいますし、カードの利点を感じづらいですよね。
せっかく保険証に結びついているのですから、通院履歴を自分で見れたりすると便利ですね。
変わっていく情報はなぜか確認をしたくなる物です。
他にも国の機関からのアンケートに答えるとそれこそマイナポイントがもらえたり、ポイントをためていける要素があると重宝し出すかも知れません。
本当にゆくゆくはベーシックインカムがマイナンバー経由で振り込まれるようになると嬉しいのですが。
その財源をデジタル化による経費削減で生み出して欲しいのです。
マイナポイント
