岡田斗司夫さんのYoutubeチャンネルを良く観ています。
最近(2023.5月)チャンネル登録者数が100万人を超えて、動画の中でお礼を言っていました。
自分が動画を観始めた時は、20万くらいだったのかも知れません。
多分切り抜き動画がきっかけだったのかも知れませんが、あれよあれよという間に登録者数が増えて行きました。
今では幅広い年齢層に受けているようです。
動画の内容もそうですが、チャンネルの構成や運営にも感心するところが多くあります。
wikiによると
『2011年(平成23年)2月、株式会社クラウドシティを設立。5月、ニコニコ生放送にて『ニコ生 岡田斗司夫ゼミ』を始める。』
とあります。
動画を作成し続けて10年以上経ちます。
時には、過去に流した動画の前後にだけ過去動画への説明をつけて、新しい動画と配信したりしています。過去動画を資産とし、新たに動画を作成する作業を減らした効率が良い手法ですよね。
動画を作成し続けている期間も長いので、過去動画を観ていない視聴者も多くいます。
なので、過去動画を丸々再配信してもニーズには応えられているのです。
忙しくなることの弊害が分かっているのかも知れませんね。
年齢による体力的なこともあるでしょうし、自分のやりたいことが出来づらくなる。また、新たに作る物の質も落ちる。
消費者は新しい物を欲しがるのですが、それに応えることは自分の身をすり減らすことにしかならないのでしょう。
収入よりも自分のやりたいことに比重を置いた考え方なのかも知れません。
動画における自身の話し方も時代や視聴者層に合わせて変えて来ています。
過去の動画からの変わり様は一目瞭然で、そうやって自身を変えていけるのも世の中の空気感に敏感だからだと思えます。
ブログの方では、動画をテキストコンテンツにしていますね。
テキストによる魅力もありますし、動画という資産をそのまま放置して置かない技術かと思います。
とにかく抜け目がないですね。
岡田斗司夫さんのことはメディアに出始めた頃から知っていましたが、現在の場所を自分の活動場所とし、不安定なその場所で活動を継続し続ける手腕は流石だなと尊敬致します。